Gourmet

のんき屋

めちゃめちゃ久しぶりの訪問。
「のんき屋」さん。そうそう日赤通りで【地球上で2番目にうまい店】として超~有名店。
まー残念ながら食べログでの評価は普通なんですけど。
創業は昭和30年代と思われ・・・。
ボクが子どもの頃から老舗だったのです。

中学までは南区に住んでいたので、日赤通りは天神へ遊びに行く時にバスの窓から眺めていた風景・・・。
ずっとココにあるお店。それがスゴい。ボクは人気店よりも・・・続いているお店の方が偉いんだと思うのです。

相変わらずのキタナシュランぶりも健在で嬉しくなる。
間口広いのに、奥行きが殆ど無い超~狭なレイアウトもラーメン店としてはある意味理想的。
ラーメンは今や驚きの400円!替玉100円なので、替玉してもワンコインなのはスゴい。
で。デカデカと掲げてあるのは
【セット もやしラーメン+半チャーハン】(780円)。
大人として、コレ一択だろう。(笑)

大将さんの制作過程が丸見えなオープンキッチン。
ラーメンと半チャーハン同時に出されました。

まずはラーメン。盛られたモヤシにネギ、チャーシュー、紅ショウガ。
今となってはなかなか見ないビジュアルのラーメン。
イタダキマス!
まずはスープ。店内に鶏ガラと豚骨のスープと書いてあるのだけれど・・・
どっちもそれどほ主張はしてこない。最初はアブラが・・・強めと感じる。
麺はかなりの細麺。コレはボクの好み。美味い。
食べ進めると・・・スープも馴染んできて、だんだん美味しく感じる不思議なラーメン。

セットの半チャーハンも独特。最初の一口は・・・ナンダコレ?的なお味。
でも、ラーメンのスープと一緒に食べていると・・・なんだか美味しい。
不思議だ。

店名と店構え・・・いろいろ独特すぎて・・・あえて好き嫌いがハッキリ出るように演出されているみたいだ。
もちろんボクは嫌いでは無い。
東京から来たお客さんを連れて行くことはない・・・だろうけど・・・こーゆーの喜びそうな人を選んで連れて行くのはアリなのかもなー。なんて思いながら完食。
ゴチソウサマです。

店内に掲げてある いつぞやのガイドブックの1ページ。
「ザ・ラーメン 食べある記203店」昭和60年(1985年)発行の当時はラーメン 250円。
既に創業26年とある・・・。改めてスゴさを感じます。
また、数年後に来るかな。